2005年12月16日

ビジネスプラン(事業計画書)の必要性・重要性

◆ビジネスプラン(事業計画書)は、なぜ必要か

 経営革新、経営改善、第二創業、事業承継、事業再生・再構築に 取り組む考え方です

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●ビジネスプラン(事業計画書)は、自らの経営指針であり、企業の
 羅針盤、道標です

 21世紀は、激変消滅の時代、選別と淘汰の時代ともいわれていま
 す。その21世紀に生き残り勝ち残るためには、「経営の指針」
 や羅針盤・道標となるものが必須となっています。

 経営者は時代の先を読み、全社員と共に自社の進むべき道を明ら
 かにし、将来を展望することが必要です。

 その活動を重要な柱とし、新たな「経営の指針」を作成し企業を
 再構築、経営革新させましょう。その指針となるものをまとめた
 のが「経営指針書」といわれるものです。
 
 経営ビジョン、経営理念、経営方針・経営戦略、数値計画や行動
 計画などで構成されます。

 経営計画書、経営改善計画書、経営革新計画書、ビジネスプラン
 (事業計画書)、第2創業・事業承継計画書、企業再生計画書、
 創業計画書など類似語がたくさんありますが同義語として解釈し
 てください。

 経営指針書は、船の航海にたとえれば、船長(経営者)が、航海
 の目的、船の航路(進むべき目標・方向)、航海の日程(期限)
 を全乗組員(従業員)に明示し、誤らないために航海図や羅針盤
 を整備して、船長(経営者)と乗組員(従業員)が力を合わせて
 目的地に向かって進むためのものです。

ここで全体像を図で見てください
     ↓
 経営ビジョン ビジネスプラン 指針全体図.pdf

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●経営指針書を構成するものは以下の通りです。

 ・経営ビジョン
  経営者の目標とする企業の最終的なあるべき姿・ありたい姿、
  将来像です。
  10年後いやもっと先のX年後の姿です。

 ・経営理念
  経営ビジョンを達成するために企業の目的や存在意義を考え、
  経営にあたっての根本的な考え方、基本的方向を明示するもの
  です。創業の精神、社是・社訓、経営哲学なども含まれます。

 ・経営基本方針・経営戦略
  経営ビジョンを達成するために時代の流れを洞察し、事業機会
  を変化の中から見つけ出し、自社の長所を生かし短所を改善し
  未来を切り開く戦略課題と方針を確立することです。

 ・自社分析
  企業の体質・社風分析、財務や主要商品・事業・得意先の実績
  推移分析など自社を知ることです

 ・外部環境分析
  企業を取り巻く時代や環境の変化、競争・競合状況などをどう
  とらえどう対応していくかです
 
 ・市場・商品分析などマーケティング分析
  商品、市場、顧客の視点から将来の事業コンセプト、成長戦
  略、PPM分析、競争戦略などを分析・検討します。
 
 ・経営計画(数値計画と行動計画)
  設定された目標と経営戦略課題と方針に基づき、これを達成す
  るための手段・方策・手順を具体的に策定するものです。
  3〜5年先の目標、利益設定、損益分岐点分析の応用、自己資
  本比率の応用、主用事業・製商品別・部門別売上高などで、数
  値計画と行動計画から成ります。

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●経営指針書成文化のメリットと期待効果

 1.企業経営に対する経営者ご自身の目標と責任が明確になりま
   す。また、使命感や意欲を高めることができます。
 2.企業の社会的役割や性格、将来ビジョンが明確になります。
   そして、社員が企業に誇りをもちヤル気を引き出し企業のパ
   ワーアップに役立ちます。
 3.社員の採用に際して、企業をアピールするツールにもなりま
   す。これによって優れた人材を採用する可能性が出てきま
   す。
 4.企業の目標が明確になり社員教育の方向も明確になり、学ぶ
   気風を職場に定着させる上に役立ちます。
 5.経営者と従業員の信頼関係を築く基盤となります。
 6.お客様だけでなく販売先、仕入先、銀行・金融機関などの取
   引先、地域社会との間に対外的なイメージアップを図ること
   ができます。